【韓国軍隊 Part1-1】人生最大のモテ期に入隊する!(一般人から闇のやつらに)」|793日間の記録

清里で吸い込んだ涼しくて気持ちいい風が今週東京にも吹いてきて「もう夏も終わりだな!お前、今年の夏、ほんと頑張ったな!」と思ったら今日はまた真夏の猛暑・・・>< 9月はこんな天気が続くでしょうね。変わり目に体調崩さないようにご注意を^^

今日、やっと書籍企画が出来上がりました。ちょうど、この夏にKという韓国人の歌手が軍隊に関する本を出したようで早速読んでみました。もっと面白くてリアルな軍隊の話を絶対日本人の読者に聞かせたい!と思いました。

そんな思いで、まずは見本原稿のいくつをみなさんに読んでもらってご感想をお聞きしたいと思います。是非沢山のご意見、アドバイスを投げかけてください!よろしくお願いします。

「人生最大のモテ期に入隊する!(一般人から闇のやつらに)」ジョンヒョと一緒に韓国へ!★

9月 17日

「今日ついに入隊した。愛する家族とスジンちゃんと論山訓練所の前でご飯を食べて午後1時入所式を最後に別れた。見知らぬ友達25人とともに軍服、歯ブラシ、石鹸まで補給品全てを支給してもらった。不慣れで落ち着かない一日だった。」

P君とKちゃんとYちゃんは飲み会で出会いました。KちゃんとYちゃんはかけがえのない親友、しかし、いつまでも変わらないと思っていたこの女の友情に少しずつがひびが入っていました。KちゃんとYちゃん二人ともP君が好きだったのです。二人の女の子に猛アタックされ、戸惑っていたP君は悩んだあげく、Kちゃんと付き合うことを決心しました。Yちゃんには内緒で付き合いはじめたP君とKちゃん、しかし、仲良く手を繋いでデートを楽しんでいたある日、道端でYちゃんに運悪く出くわしてしまいます。衝撃をうけたYちゃんはそこまで仲良かった親友のKちゃんに絶交のメールだけを残したまま、立ち去ります。

ドラマに出そうなこのストーリの主人公、女の子同士の強かった友情をぐちゃぐちゃにした致命的な魅力を持った魔性の男、P君・・・そうです。P君は僕の名前の名字のイニシャル。入隊をわずか3ヶ月残していた2001年の夏の僕です。

彼女なしで入隊するのかと絶望していた僕にやっとモテ期がやってきたのは入隊日が3ヶ月後でせまっていた夏のことでした。やっとやってきた人生最大のモテ期、何とか可愛い彼女ができて幸せな時間を過ごしましたが、3ヶ月という時間は恋を始めたばかりのカップルには憎たらしいほど短い時間でした。100日目の記念パーティーもできずにいつの間にかカレンダーは入隊日の9月17日、親友も捨てるほど強い絆で結ばれていた恋、3ヶ月間の燃えたぎるような恋を共に味わった彼女と親と4人で向かえた入隊日のことは一生忘れられません。

入隊日の前日、刑務所にも引っ張られていく人のように髪を坊主頭に切って、部屋も綺麗に整理し、大切に使ってきた携帯も友達に「もうこの携帯、解約するね。それじゃ、元気でね!」と最後のメールを送って解約しました。学校を浪人したせいで同級生より1年ほど入隊が遅れた僕、「軍隊は早めに行ってくるのに限る」とも言われていましたが、先に入隊した弟をはじめ、友達みんなが既に健康に軍隊生活を送っていたため、入隊の前日は意外と淡々としました。しかし、「明日のこの時間、俺どこで寝ているのだろう?」という不安で夜はなかなか眠れませんでした。

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親と彼女が仕事も休んで、家から2時間の距離の論山市にある訓練所まで見送りに来てくれました。

車の中から訓練所に着くまで、いつも明るくて僕に元気をくれた彼女は何だか何も言わずずっと黙っているだけでした。午後1時の入隊時間を控え、部隊の近くにある焼肉屋で食事をしましたが、大好きなカルビなのに僕も彼女もみんなあまり食べずに残してしまいました。

何分間の入隊行事も終わり、ついに最後のお別れの時間・・・ すると、ずっと黙っていた彼女はしくしく泣きはじめました。気が付いたら周りはお別れの瞬間を迎えた沢山の人々の涙でまさに「涙の海」! 僕はぐっと涙をこらえながら、「2年2ヶ月は長くないから・・・」と彼女を慰めました。泣いていた彼女を慰めることに必死でそばで静かに泣いていた母をだきしめる余裕さえありませんでした。(今でもそのことは母に申し訳ないと思っています)

「お父さん、お母さん、今までありがとう。もっと成長した素晴らしい男になって帰ってくるね!そして、スジンちゃん(謎のKちゃんの名前!)、きっと待ってくれるよね?りりしい男になってお前を守るからね。手紙よろしくね!さよなら!」

【韓国軍隊 Part1-1】人生最大のモテ期に入隊する!(一般人から闇のやつらに)」
【韓国軍隊 Part1-1】人生最大のモテ期に入隊する!(一般人から闇のやつらに)」

そうやって涙の中で僕は大切な家族と彼女を後にして部隊に力強く一歩を踏み出しました。一般人から軍人に、いわゆる「闇のやつら」になる瞬間でした。

これが僕の入隊日でした。もう12年も前のことですが、昨日のことのように鮮明です。聞く話によると今は兵役期間も大分短くなり、軍隊のイメージもよくなったためか、入隊日の風景も存分明るくなったと聞きました。しかし、「本当の男になる扉」の前で大切な人と別れなければいけないという切なさ、悲しさが交差する入隊日の訓練所の風景は今も大きく変わらないと思います。

さて、親友との縁も切って僕の彼女になることを決心、軍隊に行くまで僕を支えてくれたスジンちゃんは元気にしてるのでしょうか?同い年だったのでもしかしたら既に一人の男の妻になっているかもしれません。軍隊に行くまで沢山の思い出を作ってくれて入隊日まで勇気をくれた彼女に今夜、心から「ありがとう」と伝えたいです。

ジョンヒョと一緒に韓国へ!★

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