MBCのバラエティー「本当の男」、TVNのドラマ「青い巨塔」が大ヒット、有名作家が軍隊と戦争を扱った小説を出版するなど、タブーだった軍隊が番組や小説の素材となり、人気を集めています。まさに韓国は今「軍隊熱風」 韓国人さえ....
刀を持っていない侍は想像が付かないように、軍人にとって銃は必需品であり、2年間苦楽を共にする戦友でもある。入隊するまで、玩具の銃や水鉄砲、あるいはお祭りの日などに人形を落とす射的の銃くらいしか触れたことのなかった僕らは、....
2月 25日 「今日は何をすればいいかな?本を一冊読もうかな。無駄な空想は止めることにした。電話も手紙も・・・。何の意味も成さない行動をして頭がいっぱいになるだけだ。社会とは断絶されている軍隊という所で、自分のこのような....
4月 2日 「寝ようと思って横たわったら、今日が父の誕生日だったことを思い出した。ギリギリ電話でお祝いの言葉を伝えることができた。来年はちょっとしたプレゼントでもできるかな・・・。 天気が最高すぎる。4月になって日差しも....
2年2ヶ月間小まめに書いていた日記。そこには夜の不寝番勤務中に暗闇の中で当時の率直な感情を綴った内容が多い。 誰にも邪魔されない自分だけの1時間・・・。夜空にはこんなにも星が多かったのかと気付いたのも軍隊時代だったし、生....
2月 5日 「今日は遂に決戦の日!奇跡の褒賞休暇を手に入れるのか!!待ちに待った部隊のサッカーリーグ決勝戦が今日の午後にある。先月の準決勝で1ゴールを決めた後、ゴールキーパーと衝突、壮烈に戦死した僕。一ヶ月近くギブスをし....
3月 16日 「軍生活が本当に縮まるのか・・・。信じられなく、嘘のような軍生活短縮が現実化しているようだ。ずっとあれこれ噂ばかりが飛び交っていたけど、昨日、2003年10月除隊者から一週間単位で縮めるというニュースが報道....
10月 10日 「入隊して1ヶ月ちょっと、まだ彼女から手紙が一通も来なくて心配で凹んでいたのだが、厳しい訓練が終わって帰ってきたら、小隊長が「パクジョンヒョ訓練兵、お前か。手紙いっぱい届いてるぞ!」と言うんじゃないか!入....
「6月だ。外は大騒ぎのようだ。韓国の善戦は嬉しいのだが、国全体がお祭りムードなのに軍隊でこうしている自分の境遇がかわいそうで、テレビを見ているとほろ苦い気分・・・。本当にわが国でワールドカップが開かれているのか実感がない。」..
3月 3日 「3月になった。昨日は忘れられない一日だった。今週は精神教育の週間。土曜日の午前「親との対話」時間には私の父が講師として部隊に招待されたのだ。部隊講堂で全部隊員の前で27年前の自分の軍生活と、今まで生きてきた....