僕はテンジャンチゲが大嫌いです。更にはトラウマさえあるんです。
父が大好きということで昔からしょっちゅう食卓に上がっていたテンジャンチゲ。
僕が小学生だったある日の朝、またテンジャンチゲが食卓に上がってきました。割と母の顔色も伺ったり、大人しかった兄と僕と比べて、弟はガチで文句を言ってきたんです。
すると、母は「黙って口にぶっこめ!」と言ってテンジャンチゲを弟の顔にぶっかけてしまいました。(笑)(笑)(笑)
・ちょうどこの頃のことだったかな。左がテンジャンチゲを弟の顔にぶっかけた加害者の母。真ん中が被害者の弟wwwww
日本では味噌汁をよく食べることもあり、韓国を離れ4年間、テンジャンチゲ食べたいと一度も思うことはなかったですが、「おふくろの味」ってやっぱりふと懐かしくなるものでしょうか?
昨日、新大久保でチゲ用の韓国味噌を買ってきたんです。
あ、序論が長くなりましたが、テンジャンチゲ(된장찌개)とは、味噌チゲのこと。日本ではやっぱり味噌汁があるからか、そこまで知られていないように感じますが、韓国では超定番な家庭料理なのです。
今回の料理は正にテンジャンチゲに対する僕のトラウマを完全に克服するためのチャレンジでもあったんです。
■材料は韓国の味噌。大根、玉ねぎ、ジャガイモ、ネギ、えのき茸、青唐辛子(ない時はピーマンでもOK!)、おろしにんにく、豆腐(チゲ用の固めの豆腐がなければ焼き豆腐でもOK!)、唐辛子の粉、出汁用の煮干し
②出汁がとれた状態で固い順で、先ず、大根と味噌を入れ、大根が軟らかくなるまで煮込む。
③おろしにんにくと唐辛子の粉と残りの野菜を投入。
味噌と唐辛子で味や辛さを調整。
テンジャンチゲは消化しやすく、作りやすく、韓国では日本の味噌汁のように超ポピュラーな食べ物ですので、皆さんも是非作ってみてください。
それでは