韓国語で回数表現、数え方｜스무번/이십번, 서른번/삼십번 正しいのは？

안녕하세요! 韓国語で回数表現するのには、한 번,두 번という感じで、固有数詞を使うと覚えていたのですが、先日ある動画で韓国の方が삼십번という表現を使われているのを見ました。

韓国では、一般的には、回数を数える際の固有数詞を漢数詞に切り替える境界線はどこになるんでしょうか? また、今回の回数を数える場合以外の類別詞で、数え方が固有数詞から漢数詞に変わるものは他に何かありますか?

日常生活で欠かせない数字！しかし、この数字がなかなか難題です。特に韓国語は漢数詞と固有数詞があって、時間でも時は固有数詞、分は漢数詞を混用するなど、ややこしいところがあります。回数もいろんな言い方があります。今回は韓国語で回数表現、正しい数え方について分かりやすく解説します。

韓国語の漢数詞と固有数詞

まず、漢数詞、固有数詞を改めてチェックしましょう。

韓国語の漢数詞

韓国語の固有数詞

韓国語で回数表現、数え方は？

ゆきなか씨, 안녕하세요. 仰る通り、回数の基本、固有数詞で数えます。固有数詞で数えるものはこのようなものです。

개（個）、번（回、回数）、사람/명/분（人）、시（時）、장（枚）、마리（匹）、대（台）、병（本）、권（冊）、자루（本）・・・

※次は助数詞が付くと、言葉が変わるので注意してください。하나➡한、둘➡두、셋➡세、넷➡네、스물➡스무

確かに韓国人の中では回数を固有数詞じゃなく漢数詞で数えることがあります。結論から言うと許容しています。

数字の慣用的な使い方があるのでご紹介します。

数字の慣用的な使い方

韓国人も混用しているのでどれが正しいのか、標準語なのか分かっていなく、国立国語院でも似たような質問が多数ありました。

国立国語院の答えは以下の通りです。

なので、20人は스무명, 이십명どれも可能、21人は스물 한명, 22人は스물 두명…が一般的な使い方です。

30回も本来は固有数詞の서른번が正しいですが、삼십번と言う人も多く、どちらも認めています。1桁数字が付く場合は主に固有数詞を使うので、31回は서른 한번が正しくて삽십 일번は間違いです。

年齢も40歳は마흔살, 사십살、41歳は마흔 한살が正しいです。韓国人の中では사십 한살と勝手に漢数詞と固有数詞を混ぜる人もいますが、これは間違った読み方です。

韓国語で回数表現、正しい数え方 まとめ

いかがでしょうか^^

今回は、韓国語で回数表現、正しい数え方について解説いたしました。

数字を自由に使いこなせるには時間と努力が必要です。沢山聞いたり、日ごろ韓国語の数字を読んで覚えましょう^^

こちらの記事もご参考にしてください↓
韓国語の数字 漢数詞・固有数詞を音声と動画付きで徹底解説！覚え方、読み方、発音

韓国語の数字を極める方法と勉強法とは？覚え方、聞き取り練習のコツ

この記事の監修者

イ・ウンスク先生

• 韓国語教員資格2級
• 元 埼玉県立南稜高校の韓国語講師
• 現 戸田市市民講座、読売カルチャーセンター韓国語講師
• 現 でき韓オンライン講師

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