BTSの次はブラックピンク？人気の理由とメンバー、ガールクラッシュの意味も解説

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BTSの次ぎはブラックピンク？

ブラックピンク（BLACKPINK）が9月に発売したニューアルバム「BORN PINK」でアメリカの音楽チャート「ビルボード200」1位を獲得しました。
 
女性グループが1位を獲得したのは14年ぶり。さらにイギリスのアルバムチャートでも1位、そして、世界最大の音楽ストリーミングサイト「Spotify」でも1位を席巻しました。
 
女性グループがアメリカとイギリスのアルバムチャートでトップに立ったのは21年ぶりで「Spotify」まで席巻したのはBTSもまだ打ち立てていない記録なので、改めてブラックピンクが注目を集めています。

BTSと共にK-POPの世界的な人気をリードしているツートップであるブラックピンク、一部の記録では既にBTSを上回っていて、BTSに次ぐ世界的なK-POPアイドル、次世代K-POPリーダーとして脚光を浴びています。
 
日本ではテテとの熱愛説で話題沸騰のジェニが所属しているグループとしても知られていますが、「ブラックピンク（BLACKPINK）」はどんなグループで、何が魅力でしょうか？
 
BTSが好きでK-POPが好きなら是非知っておきたい「ブラックピンク（BLACKPINK）」についてポイントだけを分かりやすくまとめてみます。

ブラックピンク、実際日韓での人気は？

最近はBTSに匹敵する大物アイドルとして株が上がっているブラックピンクですが、実際、日韓での人気はいかがでしょうか？個人的にも気になったので調べてみました。

日韓共にいろんなランキングがありますが、まず韓国です。

韓国企業評判研究所が毎月ビックデータを分析し、発表している「ガールズグループブランド評判ランキング」によると、直近までブラックピンクがずっと1位、（トップ5には少女時代、TWICE、IVE、Red Velvet）

日本ではdews365というサイトの「韓国アイドルグループの人気ランキングTOP20 〜女性編〜」でブラックピンクがなんと13位、ranking.netというサイトでは2位でした。やっぱり日本では日本人メンバーが3人所属しているTWICEが不動の1位で、ブラックピンクはまだそこまでは及んでいない印象です。

日本人メンバーがいないところ、日本での活動が少ないところが原因だと考えられます。

ブラックピンクはどんなグループ？メンバーは？

そもそもブラックピンクはどんなグループでしょうか？4人のメンバーを紹介します。AKB48を含め、他のアイドルに比べても人数が少ないので紹介もそんなに苦労しません。

まず、ブラックピンクは2016年に結成された4人組のガールズグループです。BTSが誕生したのが2013年なので3年後になります。

所属事務所はYGエンターテインメント。日本ではビックバン（BIGBANG）、IKONが所属している韓国3大芸能事務所として知られています。俳優も結構所属していて「冬のソナタ」のジウ姫こと チェ・ジウさんも所属しています。

では、4人のメンバーのプロフィールです。

지수（ジス）

• 誕生日：1995/1/3
• 慎重：162
• 国籍：韓国
• 練習期間：5年
• 外国語：韓国語、中国語、日本語

제니（ジェニ）

• 誕生日：1996/1/16
• 慎重：163
• 国籍：韓国
• 練習期間：5年11ヶ月
• 外国語：韓国語、英語

리사（リサ）

• 誕生日：1997/3/27
• 慎重：167
• 国籍：タイ
• 練習期間：5年3ヶ月
• 外国語：韓国語、英語、タイ語、日本語

로제（ロゼ）

• 誕生日：1997/3/27
• 慎重：168
• 国籍：韓国、ニュージーランド
• 練習期間：4年2ヶ月
• 外国語：韓国語、英語、日本語

ブラックピンクはリーダーがいないグループとしても有名です。

ほとんどのグループはチームの紹介や大事なところでチームを代弁し、引っ張っていくリーダーがいますが、ブラックピンクは最初からメンバーの仲が良すぎてリーダーを作らなかったそうです。

なぜブラックピンク？チーム名の意味

女性を象徴、意味する一番綺麗な色であるピンクをブラックで打ち消す、否定するという意味だそうです。

可愛さ、見えることだけがすべてではないという思いが込められていると知られています。

覚えやすくて世界人からも分かりやすいインパクトのある名前じゃないかなと思います。

ブラックピンクのキーワード「ガールクラッシュ」とは？

韓国でも最近よく聞くようになった言葉「ガールクラッシュ」、皆さんはご存じでしょうか？

ブラックピンクを理解するために是非知っておきたいキーワードで、最近よく使われている今時のスラング、新造語です。

걸크러쉬の意味

걸크러쉬（ガールクラッシュ、Girl Crush）とは、Girl（女の子）＋Crush（原型はcrush onで惚れる、憧れるという意味）なので、かっこよくて素敵な女性に同じ女性が感じる憧れ、尊敬を意味します。

一般的なガールズグループのふわふわ感やキュートさとはかけ離れたガッコ良さ、堂々とした言動、歌、パフォーマンスで人気を誇るK-POPの女性アイドルによく使われる言葉です。

걸크러쉬（ガールクラッシュ）詳しくはこちら↓
걸크러쉬（ガールクラッシュ）とは？『ウィキペディア（Wikipedia）』

知っておきたい韓国語スラングはこちら↓
今時の韓国語 スラング78選：若者言葉・流行語・新造語【2022年最新版】

人気の理由とBTSとの違い

BTSの成功を追いかけている、さらに新しい記録を打ち立てているブラックピンク、人気の理由、成功のポイントは何でしょうか？

BTSと比較しながら分かりやすくキーワードで説明します。

世界観 VS コンセプト

BTSが少年の成長というストーリーテリングと世界観で世界のファンの注目を集め、魅了させたグループであるとすれば、ブラックピンクは最初から何かの世界観などを打ち出したのではなく、はっきりしたアイデンティティ、堂々とした姿で勝負してきたと言われます。
 
基本的には可愛らしさ、女性らしさで男性ファン、いわゆる삼촌팬（おじさんファン）をターゲットにリーチする従来の女性アイドルと大きく差別化するとともに、変化する女性像を一貫して貫いてきたと評価されています。
 
その影響もあり、世界の有名ブランドから次々オファーが来て、現在はメンバー全員がモデル、アンバサダーとして活躍しています。

韓国から VS 世界へ

BTSが最初は韓国で成功し、海外へ活動と認知度を段階的に踏んできたと言うならば、ブラックピンクは最初から世界向けに勝負してきたと評価されています。
 
BTSはそもそもデビュー初期は韓国語の방탄소년단（防弾少年団）として活動を開始、韓国語歌詞の歌で韓国で人気を集め、ユーチューブ、SNSにより世界的なアイドルになりました。
 
一方、ブラックピンクは企画当時から外国語が堪能な多国籍の人を集め（韓国、ニュージーランド、タイ人で構成、英語や外国語が堪能）、世界向けに誕生したアイドルでした。
 
歌詞にも英語が多めに入っていて（半分が英語の曲も多数）英語バージョンの歌を同時に発売するとともに、海外ミュージシャンと積極的にコラボしてきたのもその理由です。2020年レディー·ガガ、セレーナ・ゴメスと協業するなどで海外のファンを攻略してきました。

兵役問題 VS 空白なし

そもそも性別が違っていて女性アイドルは兵役など、空白なく活動を続けていけるところも大きな違いです。

K-POP男性アイドルの最大のリスクと言えばやっぱり兵役、軍隊の問題です。

ほとんどの男性アイドルは入隊により全盛期が過ぎ、戻ってきた後も以前の人気を取り戻すことができず、解散することが多いです。

今回、BTSの兵役問題で所属事務所であるHIBEの株が騰落を繰り返すところを見ても男性アイドルの兵役問題は大きなリスクです。

ブラックピンクはそのような空白なく活動を続けることができるところもブラックピンクの強みであり、今後も成長を続けていけると予想されます。

ブラックピンクヒット曲メドレー

ブラックピンクの音楽、コンセプト、ファッションがよく分かるヒットメドレー動画です。

BTSの次はブラックピンク？まとめ

いかがでしょうか^^
今回は、K-POP女性アイドルグループ「ブラックピンク」の人気の理由とメンバー、ガールクラッシュの意味、BTSとの違いまでまとめて解説いたしました。

新しい記録を打ち立てているブラックピンク、しばらく、BTSと共にK-POPの人気を牽引していくと思うので、どこまで上がれるか、BTSの様々な記録を破ることができるか楽しみです。

こちらの記事もご参考にしてください↓
BTSの成功の理由と魅力とは？韓国人と日本人ファンが語った

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