【韓国文化】韓国人の恋愛の話「運命的な出会い PART 3」


=>入隊一週間の前、最初で最後になってしまった彼女との旅行

今週は「運命的な出会い編」の大詰めで、最終章となる第3編の話をしたいと思います。
2001年5月、21歳のジョンヒョ君は9月入隊日を待っている普通の大学生でした。
長い間、彼女もいなくて退屈な日々を過ごしていたジョンヒョ君にある日友達のキム君が電話を掛けてきました。

「週末にコンパがあるけど、行かない?」
「いまさらか?馬鹿め、以前からずっとお願いしていたのになんでこんなに遅いんだよ!」

とうとう待ち焦がれたコンパの日、何時間もおしゃれしたジョンヒョ君は胸をわくわくさせながら待ち合わせの場所に着きました。その瞬間、ジョンヒョ君は電気に感電でもしたようにしばらくボ~と立っていました。何人もの女の子の中でジョンヒョ君好みの人、スジンちゃんがいたのです。

ジョンヒョ君は「これは軍隊へ行く私のために神様が送ってくれたプレゼントだ。そして、神様のお告げだ!絶対あの人と恋人になって除隊するまで長く付き合ってみせるぞ!」と心に決め、お酒めっちゃ弱いくせに頑張ってお酒飲んだり、カラオケではこっそり彼女だけのための恋のセレナーデを歌ったりしながら彼女の目に留まるためにあの日の夜、ベストを尽くして精一杯の努力をしました。

長い間彼女もいなくて寂しがっていた彼がかわいそうだったのか、それとも涙が出ちゃうくらいの彼の努力が神様へ本当に届いたのか「来週、二人で映画でもどう?」と照れながら誘うジョンヒョ君のデートの約束に喜んで「本当に?嬉しい~それじゃ、楽しみに待ってるわ!」と笑顔で答えてくれました。
しかし、あの日ジョンヒョ君の頑張っていた姿に惚れてしまった人は別にいました。それはスジンちゃんの親友で一緒に参加したミヨンちゃんでした。

=>苦しかった軍隊時代、力になってくれた彼女からの手紙、今でも捨てられないままで大切に持っています

積極的な性格の彼女は毎晩ジョンヒョ君に「何してる?、今夜何だか眠れないわ」と電話やメールを送ってきて日に日にその感情の表現は熱くなりました。
これが・・これがドラマや映画の中だけの話だと思っていた三角関係なのか・・俺がこんな目に遭うとは・・と思いながらもミヨンちゃんのことを考えると、どうしたらいいのか心配でした。しかし、神様のお告げによってジョンヒョ君とスジンちゃんはようやく恋人になって手をつなげるようになりました。その事実を知ったミヨンちゃんは最後の通話で受話器から泣き声だけを残して去ってしまいました。幼馴染だったスジンちゃんとも・・

友情を捨てて自分を選んでくれたスジンちゃんとの恋、この人が私の運命ということを感じだジョンヒョ君は神様が送ってくれた運命だから除隊までの2年間、絶対待ってくれると信じながら残りの時間いろんな思い出を作りました。(韓国で入隊する人は彼女がいる場合、二人きりで旅行に行きます。最後になるかもしれないお別れの旅行なのです。)

ついに、入隊の日、見送りに来てくれた彼女の目に涙が止まらないところを見ながらジョンヒョ君の胸も裂けるように痛みましたが、入隊の日、彼女が泣くと絶対彼女はすぐに逃げてしまう(別れてしまう)という話が思い浮かんで何だか不安も感じました。
入隊して1ヶ月間、今まで経験したこともないつらい訓練の中でもしのげたのは言うまでもなく一日一通ずつの彼女からの手紙・・まさに恋の力でした。


=>今でも鮮明に覚えている軍隊での日々

「あなたとまた会える100日目の最初の休暇の日に雪が降れば、私はあなたを運命の人と信じてあなたと結婚します」。スジンちゃんからの手紙に書いていたこの約束の文章、初休暇の日は嘘のように本当に雪が降っていました。しかし、運命の人だと信じ込んでいたスジンちゃんと再会することはできませんでした。

毎日1通ずつ届いていた手紙もその回数が段々少なくなり、初休暇の再会の日が近づいてきたある日、初休暇の日程が決められ電話したら「この番号は現在使われておりません」という不慣れなある女性のメッセージだけが流れていました。「入隊の日に彼女が泣くと、彼女はすぐ逃げてしまう(別れてしまう)という話は本当だったのです。

これが、入隊した2001年、 20歳の私の恋の話でした。スジン(本名)ちゃんは今どうしているのでしょうか?同い年だったので、もしかしたらすでに結婚しているかもしれません。

もし、また会えるなら「友情を捨てるくらいの運命の恋だと二人とも信じていたのに別れるのが早すぎたんじゃない?」と聞いてみたいです。でも軍隊に行く前にお陰で幸せだったし、いい思い出をいっぱい作ってくれたし、入隊してからは短い時間、力になってくれたから、それでも「本当にありがとう」と真心をこめて伝えたいです。

スジンちゃん、ずっとずっと元気で幸せでね!では・・さよなら!

 

“11”へのコメント(11)

  1. りえ のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    え~~!で結局その後全然連絡取れなかったの~??えーー!!なんで、急に消えたのかすごく理由が聞きたくなかったです??うう~~後味悪いサヨナラだったんですね~(T_T)
    でも思い出の手紙の入った箱にチラリと見える写真は幸せそう。。。な~んか、いいなぁ~~~~

  2. 通りすがりのものです のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    とても前向きなパクさんに思わずコメントしてしまいました。最後までスジンさんのことを思いやるパクさん、素敵です!つらい恋があったとしても私もそんなふうに相手の幸せを考えてあげられたらなあと思わせてくれる日記ですね。感動しました!

  3. jonghyo80 のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    相手が嫌いになってお別れするには理由がありませんね。軍隊ですから、こういうふうな一方的なお別れにはどうしようもないですよ。連絡も通じないし、会えることもできないから・・ その衝撃で脱営(無断で部隊を離脱すること)したり、自殺したりするんですね・・><
    たまに自殺事件の記事を読むと胸が痛みます。

  4. jonghyo80 のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    今だからこういうふうに前向きで彼女の幸せを祈ったりできるかもしれません。
    当時は彼女のことが理解できなくて、忘れられなくて憎んだりしてましたから・・><

  5. emiv のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    コンパからこんな素敵な恋が始まるなんて~☆
    自分の書いた手紙を、彼氏がこんなに大切に今でも持っていてくれたら、それはとっても幸せですね~☆このお話、最後はハート割れちゃって悲しいけど、さくちゃんの彼女想いで一途な感じが伝わってきて、とても素敵なお話です~^^きっと彼女もさくちゃんと出逢えたことを幸せに想ってますよ~☆☆☆

  6. emiv のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    ねぇさくちゃん、私達が残してる文も、この手紙のように、いつまでも大切に素敵な思い出として残しておいてね~☆

  7. mina のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    今回はサクさんのお話だ~^^と思って読んだんですがとても切ないお話ですね・・・(ノ_・。)
    サクさんの文章から情景が思い浮かびました。
    なんかドラマになりそうなお話ですね!

    でもスジンさんとはお別れという形になってしまいましたがそのことがあったから今のサクさんがいるんですもんね^^
    スジンさんの手紙の内容、素敵だなって思いました☆

  8. hello-ittye のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    なんだか一瞬映画見てた気分です。
    実際に 自分が 体験するとつらいです。
    でも 映画なら~ 見にいきたい内容です~~*

  9. auramesa のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    きちんと話しはしたかったですよね。。。
    一方的に、連絡が取れなくしてしまうのは、本当に
    良くないと思います。
    でも、そんな恋を乗り越えて、スジンさんの幸せを
    祈るサクちゃんの考えは素晴らしいと思います☆
    そんなサクちゃんも、これからとびっきりの幸せが
    待っていると思いますよ!

  10. jonghyo80 のコメント:

    SECRET: 0
    PASS:
    今回の悲しくて切ないけど幸せな話・・ですかね・・w
    きっとスジンちゃんより素敵な出会いが待ってるでしょうね!頑張ります~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。