【韓国文化】韓国の美容室の話

「ソウルの物価、アジアトップ。世界ではモスクワ、ロンドンに次いで3位・・」
みなさん、こういうニュースを聞いたことありますか?この恐るべきニュースを・・ 韓国が世界でも物価の高い都市で有名な東京、香港などを押しのけて堂々とアジアトップ、世界3番目で物価の高い都市になったそうです。

ソウルに旅行に行く方、ソウルの物価についてどう思いますか?
外食代、電気、水道などの公共料金、衣類などあらゆる品目が年々上昇していて、韓国の主婦の中ではこの笑い話が流行っていました。

「남편 월급이랑 애들 성적빼고 다 오른다(旦那の給料と子供の成績以外は全てが上がる)」

2005年、東京留学を準備していた時、東京が世界的にも物価が高いということはよく知っていたので、「俺、本当に生きていけるだろうか」と心配していましたが、日本に住んでいる今は日本の方が物価が安く感じる時が多いです。
しかし、まだまだ韓国の方が安いものがあります。逆に日本はなぜこんなに高いんだ?と戸惑うことがあります。その一つが美容室です。

今回はこのように物価の高い韓国でも日本よりぐんと安くサービスがもらえる韓国の美容室ついて語りたいと思います。

男性専用美容室「BLUE CLUB」
男性専用美容室「BLUE CLUB」

みなさん、韓国の美容室を利用した経験はありますか?
日本は韓国に比べると、値段がとても高いですよね。その事実をよく知っていた私は留学時代は新大久保まで行って韓国人が経営する美容室で1000円でカットしてもらっていました。

内装や雰囲気、サービスは韓国とあまり変わりませんが、料金は日本が4千円(4万ウォン)くらい、韓国はおよそ1万5千ウォン前後なので、半額以下です。カラーやパーマとなると、差はもっと開きます。
そして、韓国では様々な割引制度が整っています。いろんな割引機能、年末清算などにメリットがあり、現金よりも多く使われているクレジットカードを持っていけば、基本20%は割引してもらえます。

これからは私の行き着けの美容室、1998年オープンして以来、ヒット商品として韓国の男性に愛されている「男性専用美容室」について紹介いたします。その中でも中国、アメリカへも進出している男性専用美容室の代名詞「BLUE CLUB」にみなさんを案内いたします。所々びっくりさせる点がいっぱいあるので、メモ帳にチェックしながらよくついてきて下さいね!^^

「いらっしゃいませ~!」
なじみの店長、私の担当美容師に軽く挨拶し、私の番を待ちます。週末だけあって急いできたのに、小学生からおじいさんまで数人のお客さんが待っています。「男性専用美容室」は「美容室=女性専用」という古い考え方を持っている上に、ファッション感覚に欠けていた韓国男性に気軽に、気安くサービスをもらえる美容室として認識しはじめ、「男性も堂々と、気安くいける美容室」というキャッチプレーズで大ヒットしました。

なので、店内は両親についてきた子供から、学生、私のような会社員、そしておじいさんでいつもざわざわします。いよいよ私の番!

「さあ、今回はどんなスタイルにしましょう?」
「このスタイルにしてください!」

私はいつものようにポケットから写真を取り出し、美容師さんに渡します。今回チャレンジするヘアースタイルはクォンサンウです! 写真を見た美容師さん、にやりと微笑みながら、

「今回はクォンサンウですか?」と・・ 私は「はい。暑いのでクォンサンウのように短くすっきりした感じにしてください」と答えます。

「BLUE CLUB」の内部。奥の鏡のある所が洗面器が並んでいる「シャンプ室」
「BLUE CLUB」の内部。奥の鏡のある所が洗面器が並んでいる「シャンプ室」

何年前、美容師さんに「やりたいヘアースタイルはその写真を持ってくると一番わかりやすい」といわれてから、毎回いろんな芸能人の写真をプリントしてもって行きます。今までチャンドンゴン、カンドンウォン、イビョンホンなどいろんな芸能人のヘアーを真似してきて、一回も「芸能人のようだね。格好いいね」って言われていないし、美容室で写真を取り出し、「これにしてください」というのも恥ずかしいだろうに、毎回芸能人のヘアースタイルにチャレンジし続けているずうずうしいジョンヒョ君です。

20~30分でカットが終わり、美容師さんが「シャンプサービスは?」と聞くと、私は「あ、いいです。お疲れ様でした」と答え、シャンプ室に向かいます。ここが要チェック!美容室も同様ですが、韓国では美容室にきたそのまま、カットしてもらってカットが終わってから、シャンプします。

スプレー、ワックスなどで髪型を決めている時は髪を洗ってからカットします。シャンプ室には洗面器がいくつも並んであり、タオルも、ヘアードライ機、ワックス、スプレー、ローション、そしてメガネ洗浄器まで整っています。自分で洗面器に頭をつき込んで髪を洗います。ドライも自分で・・ いくらかを払えば全てサービスしてもらえますが、余計なサービスをなくし、コストを下げたのがこの「男性専用美容室」の一番のメリット!

お客さんが少なくて、余裕がある時はもちろん担当美容師さんにスタイリングいただき、いろんなアドバイスもいただけます。こうして、料金は??先ほど、男性カット1万ウォンからだといいましたが、「男性専用美容室」は8千ウォン!(5千ウォンだったのが年々上昇)

昨日、日本友達に聞いたところ、1千円で適当にカットしてもらえる床屋もあるらしいですが、優秀な美容師さん、綺麗な施設、髪は洗面器に頭をつき込んで自分で洗いますが、日本だととんでもない料金ですよね!これだけではありません。この「男性専用美容室」にもメンバーシップ制度があり、10回カットすると1回無料カットサービスがいただけます。

「ありがとうございました。またいらしてくださいませ~」
すっきりしたクォンサンウのヘアースタイルでこの真夏の暑さも乗り越えよう!と思いながら、自分がクォンサンウでもなっているように周りを意識しながら、美容室を出てきます。

今まで美容師さんにずうずうしくて取り出してきた芸能人の写真
今まで美容師さんにずうずうしくて取り出してきた芸能人の写真

みなさん、いかがですか?
韓国に来る方は機会があれば是非韓国の美容室を体験してみませんか?^^