【韓国軍隊:上等兵時代】7. 部隊の音楽祭に参加、舞台恐怖症を克服する!(부대 음악제에 참가, 무대공포증을 극복하다)

日本でも有名なアイドル東方神起、JYJのメンバーも現在服務中でありますが、あのEXO、BIGBANG、SHINEE、2PMなどどんなに人気のあるアイドルでも韓国で生まれた男なら自分の青春を国のために捧げなければいけないのが韓国男子の宿命・・・。えーん爆  笑えーん爆  笑

 

僕も事故で人が死んだりするので、規律が厳しいことで有名な戦車部隊で2年2ヶ月を過ごしました。(周りには北朝鮮の元指導者である金正日(現在は息子の金ジョンウン)を暗殺する特集部隊員だったと嘘付いたりしていますが・・・笑)

 

*世界のファンが除隊を待ち焦がれている東方神起の二人。僕の除隊は特に誰も待ってくれなかったと言う・・・(泣)

気づいたらもう15年前の話。今振り替えてみると本当に一夜の夢のように感じますが、その2年2ヶ月の記憶は深く、そして強烈に頭の中に刻まれていて、全く忘れていません。多分これからも忘れることはないでしょう。

この連載は当時のことを日記やメモ、写真として残した793日間の記録です。

(この記事は、2014年1年間、文芸雑誌「文芸思潮」に「現代徴兵の青春―韓国の軍隊、その793日間の記録―」というタイトルで連載されました)

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Part3 :上等兵時代

「部隊の音楽祭に参加、舞台恐怖症を克服する!」

 

2003年 3月 20日

「2003月3月20日、今日は俺の軍生活の中で、いや、もしかしたら一生忘れられない一日になるかもしれない。極度の緊張とときめきの中で参加したー春の音楽祭ーが終わって何時間も経っているけど、まだ頭がボーっとしていて落ち着かない。この感情をどんなふうに表現すればいいだろうか?

残念ながら入賞はできなかったものの、俺は今日の音楽祭への参加で、長い夢を実現したかのようにすっきりとしていて、なかなか気分がいい。目当ての褒賞休暇は手に入らなかったけど、それより大事なものを得ることができたからだ。それは自信感!除隊したら人前でこのようなコンテストに出ることがあるだろうかと思って勇気を出して参加した今回の音楽祭。頑張って準備したのに結果は期待はずれだったけど、チーム員みんなでショーを準備して、練習して、舞台の上で披露した記憶、このときめきは貴重な経験として一生輝くと思う。」

 

軍隊では年中、サッカー大会、腕相撲大会、特技自慢コンテストなど、軍人にとっては夢でもある「褒賞休暇」をかけた様々なイベントが開かれる。僕の部隊では春と秋に2回の特技自慢コンテストが開かれた。以下はちょうど一年前の2002年の春、一等兵時代に書いた日記の一部。

 

「今日、春の音楽祭があった。特技を持っている奴等が歌って踊って容易く褒賞休暇を獲得することを見て、羨ましくてしょうがなかった。俺もあんなふうになりたい。小学校卒業以降、誰かの前に立って特技を披露したことなんかない。これからあんな機会があるだろうか?人前であんなふうに格好よく、ショーマンシップを見せることができる、堂々とした人間になりたいと思った。

俺はサッカーもうまくなりたいし、ダンスも習って人前で披露したいし、歌も素敵に歌ってみせたい・・・。欲は先立つが、いざ行動に移そうとすると何故か自信がない。」

 

 

*基本、軍隊では韓国人が大好きなインスタントの袋麺が食べられない。このように正月などの特別な日にこのように配給してもらいました爆笑

中学校進学後、何故かシャイな子になってしまい、人前に出ることに恐怖さえ抱いていた僕はこの日記を書いた一年後、そんな自分をぶち壊し、舞台恐怖症を克服することにした。憧れていた部隊の音楽祭に参加することを決めたのだ。

 

思春期を経て、人前に立つこと、注目されることに極度の抵抗を感じていた僕は、大学に進学してからは授業中、発表があれば欠席してしまうほど、舞台恐怖症の患者だった。観客は全員男、ここで舞台恐怖症を克服することができなければ一生、人前で何もできない馬鹿になるという危機感で思い切って参加を決めた。みんな褒賞休暇を取るために軽い気持ちで参加していたけど、僕は自分との戦い、どうにかして自分をぶち壊したいという切迫な心境で参加したのだ。

 

*毎年、筋肉マン選抜大会も必ずありました。爆  笑ニヤリ

 

2003年3月は上等兵7ヶ月目で部隊内でもかなりの先輩になった僕は小隊員を強制的に集め、歌一色の舞台で「ギャグ借力ショー」を披露することにした。歯で瓶ビールの蓋を取るとか、鼻息で10個のろうそくの火を消すとか、頭に木棒を打ち下ろして折ろうとするけど、うまくできずに手こずるというコンセプトのショーで、笑いを取り一位を取るという偉大なる計画だった。

 

いよいよ音楽祭は始まり、たちまち自分達のチームの出番。舞台に出る直前、緊張して脚がガクガクしていた記憶が今でも鮮明だ。それでは、ジョンヒョ上等兵は計画通り、舞台恐怖症も克服し、夢の褒賞休暇も手に入れることができたのだろうか!?

残念ながら1位どころか、入賞することもできなかった。歌一色の舞台の中での斬新なショーで1位を取るという計画だったのだが、音楽祭なのに最も肝心な歌、音楽が抜けていたことがNGだったのだ。それに準備不足で失敗連発、舞台はシーンとしたまま一回も笑いを取ることもできずに終わってしまった。

 

 

*パクジョンヒョ上等兵企画「ギャグ借力ショー」に強制動員された後輩達(笑)

 

目当ての褒賞休暇は手に入れることができなかったけど、大勢の人の前で、舞台の上に立ったわずか5分間の時間は僕の人生で最も貴重な時間となった。その経験を通じて自信を取り戻した僕はその後、4年生の時の「就職スクール」という学校のプログラムではチーム長として模擬面接の舞台にも出たし、先生を目指して進学した教育大学院も無事に修了することができた。もし軍隊に行かずに一生舞台恐怖症に悩まされていたと思うと、想像するだけでゾッとしてくる。そんな意味でも軍隊時代は自分の人生の大きな転換期になったし、自分が成熟した人間になれた貴重な時間だった。

 

*2年間操縦していた誇りの戦闘車の前で。

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