【韓国文化】韓国の結婚文化の話 「数分で終わる人生一度の結婚式」

今回のテーマは韓国の結婚文化です。 

友達の可愛い赤ちゃんを見て結婚したいと思ったり、道で可愛い赤ちゃんを見ると目が釘付けになってしまう私・・

まだまだ道のりは長くなりそうです、もう結婚も人事ではないと感じているこの頃です。

ということで今回は人間だれもが気になる結婚文化について韓国と日本はどう違うのか迫りたいと思います。

去年、ついに私の友達の中で二人が結婚しました。二人とも男で、韓国の年で27歳にしても、就職どころか卒業さえしていない出来ちゃった結婚でしたが、幸せいっぱいの結婚式でした。

（家族ができたから、もっと頑張ったのか二人とも大企業に就職して今は一人の赤ちゃんの立派なパパになっています～）

結婚式の流れ：式の開始まで

2006年9月、友達から招待状をもらった私は日曜の朝のTOEIC試験を済まして急いで結婚式場へ向かいました。

大きな専門結婚式場（いわゆるウェディングホール）には式場が何個もありますが、半年、1年前から予約しておかないとだめだそうです。

日曜だけにウェディングホールには人がいっぱいでしたが、ようやく案内板の「OOさんの長男OOOさん、OOさんの次女OOOさんー3階」を見て結婚式場に着きました。

結婚式場は２人の結婚写真とともにご祝儀をもらう人が座っていてその人にご祝儀を渡し、食券をもらいます。（これがポイント！面白いでしょ？）

式の開始

混雑の中、式場は両家の親族、友達で満席になり、いよいよ結婚式は始まります。

ピアノ伴奏に合わせて（あるいはCD音楽で）緊張した顔の花婿登場、つづいて花嫁が入場します。

祝辞、祝歌、写真撮影、これで数か月間、あるいは何年も準備して待ち焦がれてきた人生一度の結婚式はたった15～20分？くらいであっけなく終わってしまいます。

私の友達の場合、花婿本人と友達二人で祝歌を歌ったり、司会者が花婿と花嫁をキスさせたり、万歳三唱をさせたりするなど簡単なパフォーマンスをして、短い中でも充実した結婚式でした。

目当ては食事

結婚式の目当てであり、ハイライトはやっぱり食事です。

式が終わるや否や、みんなパーティー会場に集まるのである人は式が終わる前にもうパーティー会場に行っていたりします。

式場によってはビュッフェ式になっていてもっと余裕のある食事ができるところもあります。

みんな食事に夢中になっている間に花嫁花婿は「ペベク」という、伝統の結婚儀式を行います。

披露宴

友達、家族がみんなそろって二人の幸せを祈ってあげる日本の披露宴、一方、韓国の披露宴は大分違います。

韓国の披露宴は大体花嫁花婿とその友達、つまり若者同士で近所の飲み屋でわいわい飲んだり、カラオケ行ったりしてコンパのようなことになったりします。

日本の2次会のような雰囲気ですかね。

日本と大分違う韓国の結婚式

テレビを見ると芸能人やお金持ちの息子は高級ホテルでゆっくりと料理を楽しみながら派手な結婚式を開く姿がよく目に入ります。

しかし、現実は結婚式場の不足で1年前から予約しなければならないし、長い間準備してきたのに式は数分で終わるのが現在の韓国の結婚文化です。

私はまだ日本の結婚式に招待されたことがないので詳しく分かりませんが、日本のように神社、教会ではなくウェディングホールで開くので、人生の中で一番大切で神聖な結婚式があまりにも商業的に利用されているような気がします。

実際に韓国でウェディング業、葬式業は儲かる一つのビジネスになっています。

一方、長所も

しかし、情が熱いだけに結婚式には何があっても参加して祝ってあげて、気が短いだけにさっさとご飯を食べて解散する韓国の結婚式には何だか韓国人っぽさが感じられて改めて面白いなと思いました。^^

私には夢があります。芸能人のようにお金持ちになって高級ホテルで結婚式を開くことです。

祝歌は歌がうまい友達二人と私3人でコンサートの形でやりたいです。曲名はもう決まっています。

私の恋のセレナーデに彼女は感動の涙をポロポロ流すでしょう。

式が終わると待っていた高級リムジンに乗って二人だけの楽園に向かいます。

新婚旅行はどこにするかまだ決めていません。あ～想像するだけで幸せですね～♥

みなさん！私の将来の結婚式にみなさんを招待します。是非参加してくださいね～^^

今回は【韓国の結婚文化の話】ー何分かで終わる人生一度の結婚式でした。次の話もお楽しみに！

こちらの記事もご参考にしてください↓
顔出せばいい？日本と大分違う韓国の結婚式【韓国文化】

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